おくてんの山と写真の日記

山と写真が趣味で、少しひねくれた楽しみ方をしているブログです

知人のScarpa マエストラーレに合わせBlackDiamond ConvertにTLT Speed TURN取り付け!

もともとスキー馬鹿だったらしい人生のパイセンをそそのかし、バックカントリースキーを買わせることになった(笑)

 かなり太ってしまったらしく、もともとゴツい兄貴なので、すらっとしたツアーブーツはキツそうでしたが、お店で熱成形してもらっていい感じになったのが、スカルパ マエストラーレ! 昨年モデルの2じゃない方です。

 

板は、BDのコンバートという軽量モデルです。

172cmの長さ、132-105-117というプロファイルでR23m

モノトーンでカッコいい!

K2なんかと違って、板が3Dなのが新鮮!

まずはブーツのソール長に合わせ、テンプレート作成。

エストラーレ28cmの長さは314mmなので、ビンディングのちょうど中間にあたるようにセット。

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こんな感じの配置になるはずです。

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板にテンプレートをセットして、ブーツセンターをメーカー推奨位置にセット。

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ポンチで穴の位置にマーキングして、サクサクっと穴あけ。

この板、うすいメタルはあるけれど、基本的にコアが柔らかい。

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サクサクっとタッピングして

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エポキシ入れてインビスをはめ込み!

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ということで、テンプレ作って穴あけ、タッピング、インビス、金具取り付けで2時間!

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カッコいいですね~!

この板、ものすごく高さのあるキャンバーで、ロッカーも大きい。

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いい組み合わせだと思います!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今年2回目のオールナイトスキー!

オールナイトといえば、スノーパークイエティ!

寒波が降りてきたから、ゲレンデコンディションいいかなーと思い友人と行って来ました!

かなーりゲレンデ幅が広がり、スノーボーダーの間をすり抜けやすくなりましたよ!

 

今回は、zumaのBC-Platinumです!

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ツアービンのインビスをしたけれど、まだ全ていなかったので試しに乗ってみました。

6センチほど下がっているはずで、かなり回転時の安定性は上がっているような気がします。

 

天然雪ももう少し!

 

先日買った米国製激安ワックス Demon United は、かなりすごい!

先日購入した Demon Unitedという激安ワックスを使ってみました。

サッとアイロンで塗り、ふき取っただけのかんたん施工でした。

パラフィン系のワックスで、白のユニバーサルを塗った後、青の低温ワックスを塗ってみました。

今回0度くらいのイエティとたんばらで滑ってみましたが、板の滑りは文句なし!

こがなくても、すーーー!っと加速し、スノーボーダーさんの加速とは段違いなので危ない危ない。

臭いのが玉にきずですが、133gが3個で800円という値段には似合わない性能で、大満足でした!

K2 SIDESTASH ケーツー サイドスタッシュ

ファットスキーはいくつかもっているけれど、パウダー専用だったり新品だったりと、気軽に地雷原に入れるファットがなかった時に、たまたまヤフオクに出ていたのが、このSIDESTASHです。

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2012年と少し古いモデルですが、メタルの入ったバックカントリースキーということでBest of Yearモデルにもなったらしく、興味津津でオークションを見ていました。

が、ビンディングなしかつDynafitの穴位置だったのが災いしたのか、なんと13000円で自分が落札してしまいました。

翌日には発送、その次の日には家にあるというスピード取引でした。

届いて即インビス化して、まずはクリーニングとベースワックスを施しましたが、うーんバックカントリーで藪を滑ったかのようなうすい傷がソールにある。

ただ、ぼくもそういう場所を想定して購入したので問題なしです!

この板は、139-108-127という太さで、それなりにサイドカットも括れています。

しかし、R21mとい安定方向の板です。

このモデルは167cmで、板単体の重さは1900gと軽くはありません。

ロッカー具合はこのようにかなり大きめのロッカー形状です。

テールはストレートで、深雪で踏み込んだ時にしっかりと踏ん張ってくれるでしょう。

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このように凄いそりかえりです。

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この板は、試しにイエティとたんばらで乗ってみましたが、ターン時の安定性もギャップの乗り越えも大変スムーズで、バタバタと荒れることは有りませんでした。

センター幅のせいで、かなりズレテしまうというか、エッジを立てるのは疲れますが、カービングも全く問題ありません。

この板には、できればシールを付けて歩きたいところですが、すでにいくつかの板用にシールを用意してしまったので、こちらはゲレンデ+パウダーとして使用してゆきます!

 

 

 

 

今年4回目のスキーは、たんばらオープン日でした!

イエティで足慣らしして、ようやく天然雪のスキー場に行ってきました!

群馬のたんばらスキー場です!

今年は雪も多く、1400m滑走できる状態でした!

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それなりに人はいて、1000人ほどだそうです。

初日半額のおかげで2300円でした!

実はかぐらに行きたかったのですが。。雨と混雑か予想されたのでこちらで。

 

今回のスキーは、急遽13000で購入したK2のSIDESTASH!

センター108mmのファットスキーです。

やはりファットは足にくるなーという感じで、かなりモモがやられました!

 

いよいよ本格シーズン!今年は何回行けるかなあ。

軽度なエッジのさび(錆)落としを簡単にやってみた

先日イエティに行ったのですが、滑って2時間ほど乾いたら、一気に錆が浮いてきて、そこから2日放置したところ、かなり錆が厚くなってしまいました。

まだ表面に錆が浮いているだけですので、今のうちに除去します。

一般的には、消しゴムみたいなイレーサーとか紙やすりを使うようですが、今回はコンパウンドを使ってみました。念のためスクレーパーとダイヤモンドヤスリを用意しました。

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コンパウンドは、さび取り用の「つや太郎」です。

施工には100均の紙ナプキンを使います。

板は、ZumaのDorey Proです。

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こんなにサビサビになってます。でもまだ表面だけの浸食です。でもこれを放っておくと厚く奥まで錆が入り込みます。

コンパウンドを紙ナプキンにほんの少し取り、エッジの外側をふき取ります。

注意点として、絶対に滑走面側は擦らないこと。滑走面は滑れば錆は落ちますので、側面をゴシゴシ擦るだけで十分です。

ソールにコンパウンドをすると、ホットワックスをし直すことになります。。

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4回ほどゴシゴシすると、こんなにすっきり取れます!

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きらっとしてますねw

2本のエッジの錆をとるのに大体30分ほどです。

一般の錆取りコンパウンドは防錆効果もあるので、やったかいがあるかもしれません!

山スキーの準備がほぼ完了!

山スキーの準備がほぼ完了!

11月、例年雪崩被害が出ている立山BCスキーに向かう予定で、準備をしています。

今回はテントを持ち込まないので、滑るための最小限のものに抑えてみました。

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左上から

テント泊だったら、もっといろいろ持っていかなきゃならないのですが、これだけでも結構なお荷物。

なお、スキーアイゼンとアイゼンは今回は持っていきません!

ザックは、登山用のものを使おうと思っていますが、小屋泊なので機能性重視でHeadの27Lの青いのを8000円くらいで購入。

全部いれるとこんな感じです。

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ザック

このザックはウインタースポーツ用で、登山用が筒型をしているのに対して箱型です。

横に長いので、少し体に密着しやすく、スコップも入れやすいです。

ただ、高さが低いので、長勺物は入れにくいかもしれません。

すきーはA型、ななめ固定どちらも対応可能です。

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サイドの固定は、エッジできれないよう補強されています。

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大きく違うのは、ウェストベルトで、登山がバックルでこていするのに、こちらはベロクロ。確かに固定しすぎなくて動きやすいのかな?

ストーブとケトル

ストーブとケトルは、ビバーク用ですので、最小のものにしました。

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このストーブは、120gしかないので本当に軽いです。

ハクキンカイロ

そして、冬の登山などに欠かせないのがハクキンカイロ

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ベンゼンを使った暖房ですが、ホッカイロが極低温だと全く温まらないのに対して、このハクキンカイロは機能します。遭難の時も、普段おなかが痛くなる低温でも、これがあれば完璧。

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ハクキンカイロの中はこうなってます。

プラチナの綿に、ベンゼンの気化ガスが化学反応し、温度が出ます。

火(プラズマ)は全く発生しないのに、発熱するので、火事になりません。

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私は、高温にならず気化反応がゆっくりになるように、呼吸口を半分ふさいでいます。

これで3割ほど省エネになるそうです。

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これが燃料のベンゼンで、ナルゲンに40ccほど入れています。

この量で、20時間くらい化学反応が起こせます。

ツェルト

雪山で必須になるのが、このツェルト。

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たんなる防水シートみたいなものですが、三角テントになります

これひと張りで、二人くらいは楽に収納できます。

風が強ければ、これの中に入るだけで防風できます。

通常ツェルトは、底割れといってヒラヒラと繋がっていませんが、雨を考慮して底をシームテープでつなげてます。

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また、縫い合わせはシール処理がほとんどされていませんので、水分が入り込まないようシームシール処理をしています。

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使わないことを祈りますが、最悪ビバークとなれば、雪洞かこいつの中に入るかすれは生きられます。