雪の涸沢へ
登山と写真が大好きな自分としては、GWは恒例の北アルプスに行かないと一年の山業が始まらない。
上高地から長々平坦路を10キロ。途中喉がかわいて明神岳をバックにこれ。
横尾から本谷橋、涸沢に続く道は、いつものように疲れる!
でも、着いたテント場はこれ!
素晴らしい景観!
今回は初心者の仲間含め7名のパーティー。登山は無理せず涸沢岳を目指します。
涸沢カールという日本最大級の氷河地形の名前を冠するこの山は、日本第8位の山。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E5%B1%B1%E4%B8%80%E8%A6%A7_(%E9%AB%98%E3%81%95%E9%A0%86)
5月とは言え、残雪期初期の山。天候の変化もめまぐるしく変わり、登山中にも刻々と変化します。
涸沢岳と、涸沢槍の背後から、強風と日光がおりなすベールがステキ。
早めにシュラフにもぐりこんだのですが、どうしてもトイレとかでおきちゃう。
そしたら、この景色です!
星の撮影も~!ステキですよね。。。
翌日の登山。
いきなりこの斜度w
最大斜度で55度くらい。文字通り手で這い蹲って登る場所も多々あります。
数日前も男性が300m滑落し、5日前には隣の斜面で年配の女性が死亡しました。この斜度を見たら、何が起こるか判ると思います。
でも、登ってる間はこんな景色が!
これは登らざるを得ない!!
もうテント村があんなに小さく!
前穂高と同じ位の高さまで近づきました!
鞍部にある小屋越しに奥穂高岳取り付き。
これが何人もの死者をだしている名物雪壁。
私たちは、奥穂の反対にある涸沢岳へ。
ここまでのぼると、日本3位の奥穂高も、目線です!
そして登頂~
気持ちよかった!
でも、天候が一気に下り坂。
風も15mくらい?たいしたことはないのですが。。
写真がモノクロになってしまうんですよねw
素晴らしい景観!
朝出たテントと場はあんなに小さく!
下から見た山に、無事登りました!
ということで、下山。2.5時間で登った山を、下りは45分w
ほとんどお尻すべりでした!