おくてんの山と写真の日記

山と写真が趣味で、少しひねくれた楽しみ方をしているブログです

山スキー始めるつもりが、いろいろ大変なことに

北海道で生まれ育ったので、年に半分は雪に囲まれた生活だったわけで、そうすると生活の一部にスキーがあったわけです。

幼稚園時代からスキーをはじめ、小学校でアルペンとジャンプ(30m級まで)を行いましたが、ジャンプは友達の怪我以降止め、アルペンも途中で止めてしまいました。

中学時代にとりあえず2級をとりましたが、特に燃え上がることも無くたまにスキーに行くくらいの関係になってしまいました。道具がないてます。

 

それから数十年して、登山を初めて山に入るようになりましたが、2年前の唐松岳登山で、山にスキーを担いだ人があまりに多いことに驚き、確かに登ったら滑るのが効率的だと理解しました。そこで、昔取った杵柄ということでスキーを再び始めようとしました。それで買ったのが、

Scarpa Avantアバント

です。また、スキーの世界はカービングに変わってました。もともとアルペンをやっていたときにカービングは経験していますが、スキーが補ってくれるようなものではなかったので、

Head C210

というスキーを8000円で購入しました。が、このスキー女性向けなのか大変やわらかく、踏んでも反発が無い。。。切り返しが遅くリズムが乱れるし、板も暴れるので正直いまいちだった。しかし練習用ということで、本来アルペンビンディングではないAvantをチロリアにつけて滑っていました。

が、実は山のスキーはかかとが上がるツアーモードが無いと駄目と知り愕然。

ツアーモードのビンディングとは、フレームがついているタイプとつま先だけで歩けるTLT(Dynafit社が考えたビンディングでTour Lite Techの略)があるみたい。

AvantはTLTの機能を持たないので、そこで

Scarpa Spirit 3

というツアーモード付のスキー靴を買った。これは非常に軽量(1500g)ば3バックルブーツで、FLEXも80くらいとやわらかく足が非常に楽です。しかし持っているスキーはC210なので、すべりを思い出すために2016年は滑りました。

本年度2017年になり、本格的に山スキーの準備を始めました。まずは板を手に入れますが、このころには滑ること自体も楽しくなっていたので、ゲレンデ(アルペンビンディングでサイドカントリーを含む)と山(厳冬期、残雪期)にあわせて板を用意します。手に入れた板は

ツアースキー

[厳冬期深雪用] K2 Coombackクンバック 114 (2016年モデル 177cm 140-114-118 R23m 1800g + Dynafit TLT SPEED)

[残雪期深雪用] ATOMIC DRIFTER ドリフター (2013年モデル 173cm 132-95-121 R20m 1680g + G3 ONIX)

[残雪期用] ATOMIC BACKLAND ASPECT アスペクト (2015年モデル 164cm 120-85-109 R17 1240g + Dynafit TLT Speed 2.0)

ゲレンデ

[厳冬期パウダー専用] VOLKL KURO クロ (2013年 185cm 164-132-139 R26.3m + Marker)

[スラローム] ATOMIC BLUESTER DOUBLEDECK 3.0 SX (2015年 170cm 125.5-69-111 R10-11-12m)

[パーク] K2 PRESS プレス (2016年 159cm 113-85-104 1652g R20m)

このスキーを操るブーツは、

Scarpa Spirit 3 (25.0 288mm 1.6kg FLEX80 TLT/ALPEN)

K2 Pinnacle 110 (25.5 298mm 2.3kg FLEX110 TLT/ALPEN)

Salomon X PRO 130 (25.5 298mm 2.1kg FLEX130 ALPEN)

の三足になります。

これにDynafitのTLT7など1キロ前後のツアーブーツを買えば全てそろう格好です。