シーズンオフになってから、スキーの揃え方講座とか書いてみるw
まだまだスキーに行ける山があるのに、今年はスキーをいったん納めて、山登りにいそしんでます。しかし、スキーに行きたい病は治らず、昨年どうやってスキーにはまったんだっけと思い返す日々。
ということで、私がスキー沼にはまった経緯と、個人的なスキーの揃え方講座をかいてみますw
多分私のブログを見ているということは、山登りか、スキーか、カメラかの話題で訪問されたんだろうなって思います。で、おそらく基礎スキーじゃなくなんとなく山スキーを意識されているのではないでしょうか。私がそうでした。
山登りをして、歩いて降りるくらいなら、登った分滑って降りたら素敵じゃないか、と思ってもふしぎじゃないですものね。
まずは金具からw
スキーを選ぶとき、一般的には、ゲレンデ用のスキーと、歩く機能を持ったツアー用のスキーってのに分かれます。それぞれで特徴的なのが、スキーとブーツをつなぐ金具、ビンディングの種類かのかなと思います。スキー板とかブーツとかじゃなく、なぜ金具なのかというと、ここで拡張性が大きく分断されているから何です。
私は、ツアー用のビンディングはいろいろなタイプがありますが、ここでは一般的になってきている、Dynafit社の規格であるTechっていう種類とします。TLTって言われてますが、つま先が特徴的で、ヒール側がぶらぶらさせることができる機能により、つま先固定、ヒールフリーっていう歩きやすい形態が取れます。
もうひとつは一般的なアルパインビンディングってやつで、普通のスキー靴と同じでつま先ヒールどちらも固定するタイプです。
前者は、歩きと滑りが、後者は滑り専用っていうことになり、山を歩くなら前者、滑るだけなら後者ということになります。
下の写真は、同じ板にTLTとアルペン、二つのビンディングを取り付けられるようにした板です。左がTLT,右がアルペン。
大きさが段違いに違い、重さも段違いに違います。
なぜこの違いを最初に取り上げたかと言うと、スキーブーツがTLT対応か、対応じゃないかの違いにつながるためです。ブーツは一度買ったら、何足も買わないのではないでしょうか。そうするとブーツに合わせて板を追加することになるので、ゲレンデなどリフトで登って滑るなら、アルペンが手軽でいいってことになるわけですね。
私のブログは山歩きが主体なので、今回はTLTを基本で購入を考えます。
板っていろいろある
最初に面食らうのは、板。とにかくいろんな種類がある。選ぶ条件は、
長さ、太さ、曲がりやすさ、うきやすさ、硬さ、重さ、メーカー、見た目ってところでしょうかね。
条件をパッケージにすると次みたいな感じになるんでしょうね。
- ふかふか雪
- 硬い雪
- 木がある斜面
- 圧雪
- 飛んだり遊べる
それぞれ、滑りやすい板の特徴が違います。
私は、フカフカもしくは圧雪っていうのを選びました。もともとK2が好きだったので、K2のCoomback 114っていうのを買いました。これは、センターが114mmの太めの板です。
山歩きにも軽く、太いので雪に沈まないいい子です。でも圧雪斜面も楽しい板です。
しかしゲレンデでカービングをしつつ、サイドカントリーも滑り、できればジャンプとかもできたらなあ、っていうことで買ったのが、同じくK2のプレス。
これは159cmでセンター85mmという板で、結構硬めの板でした。
Coombackは良い板なのですが、微妙に太すぎ、ゲレンデ滑りが自由にいかないと思い買ったのがAtomicのDrifterです。
この板は173cmの長さで、センターは95mmということで、本当に手ごろです。
メタル入りの割に軽いし、振り回す楽しさもあるいい子です。
そんなスキーで滑っていたら、ものすごい深いパウダーでは95mmでも沈むことがありました。それで買ったのがVolklのKUROです。
圧倒的なセンターの太さは132mm長さは185cmと大柄。でも積もったスキーの上を滑走するには最高のスペックです。
いままで買った4本で、すべての山の斜面が滑れるなーって思ったのですが、ツリーランをするときに少し長めの板が多く、ハイクアップでも少し重いかなと思い買ったのが、AtomicのAspectです。
この板は、168cmの長さに85mmのセンターの太さということで、小回りが利く!さらに軽量1.3kgしかないのです。これで短く軽く、長く太いところまでオールラインナップができました。
スキーブーツは、TLTに対応した2足を使い分けています。
ScarpaのSpirits3は軽く柔らかい。
Kのピナクル110は、かっちりしてるけど重い
こんな構成になりました。
道楽親父なのでできることですが、もし誰かの参考になればとおもいます。