おくてんの山と写真の日記

山と写真が趣味で、少しひねくれた楽しみ方をしているブログです

テント泊スキー用にモノポールテント購入!

登山がすきなので山で暮らせるようテントの備えはあるけれど、ほとんどがドーム型。ツェルトはひと張り、あとは大人数(8名用)のモノポールテントがある。

今自分の関心事はスキーに偏ってて、今年はバックカントリー中心にしてゆきたいとおもい、装備も揃えてきた。が、雪山で泊まるときに、ドーム型より快適なテントが欲しくなり、モノポールテントを新規に買ってみた。

といっても、5000円ですw

f:id:youjio:20170831202437j:plain

 

これを買った理由はいくつか有ります。

理由1:激安

これは、たぶんどこかのアジア製で、マクロスという会社が出しているテントです。上部が耐水5000mm位の低質なナイロン、下部はブルーシート素材のビニール。

テントポールはアルミで180mm

こんな質素なスペックなので、価格が5000円ほどですw

理由2:軽量

安いということは、作りもちゃちで、もちろんインナーなど無いシングルウォール。

通常のドーム型テントのフライだけだと思っていただければぴったりで、もちろん床は有りません。これにより、テントとポールの重さは1.8キロくらい。なお、グラウンドシートという名前のブルーシートがついてきて、それを足すと2.3キロくらい。

f:id:youjio:20170831201928j:plain

ガイラインが安っぽかったので変えたけれど、重さはそんなに変わらないはず。

なお、ガイラインは、底面の支えようのペグうちで10箇所、風対策のペグうちで10箇所、全部で20箇所という大変な数ですw

一般のドーム型だと、6箇所なので。。。

理由3:快適さ

モノポールした理由は、何より快適さ。

冬山登山、特に厳冬期に高所でテントを張ったことがある方なら、朝方の気温が-25度とかの経験があることでしょう。雪洞のように気温低下を防ぐ仕組みではないテントは、テントの中が温まる要素なんて無いわけで、インナーがあろうと無かろうと気温は低い。ダブルウォールも、水分がそもそも凍ってしまう冬は意味が無い。ってことで、シングルがベストなんです。

さらに、床なしだけれど寝る場所だけマットがあればよく、雪の上でも平気だから床なんて要らない。

そして、高さが1.8mあるので、たって着替えや準備が出来るのは、用具が多いスキー登山には都合が良い。もちろん、荷物置き場も豊富に確保できるのがこのテントの特徴。

したのスカート部分は雪下に埋めてしまうし、降った雪は屋根状なので滑り落ちる仕組み

不安な点

ただ、不安な点もある。

品質面はもちろんだけれど、入り口が吹流しではないので、チャックが凍るとか。

高さがあるので、風に強い形状とはいえ冬の風の強さとかペグ打ちの弱さとか気になる。

なお、ペグは割り箸をいつも使っている。

割り箸を十字にして、ガイラインを巻きつけて雪に埋め踏む。朝にはコンクリート並みになるw

 

たった5000円で買ったテントがどんな結果になるのか楽しみです。