スキーシール共用に向けたカスタマイズについて その1
雪深い山行向けに買ったCoombackではなく、残雪期までつかえるオールマイティーな山スキーを持っています。AtomicのAspectとDrifter、ZumaのBC-PLATINUMの3本が、センター85-95の適したサイズです。
さて、Aspectは、もともとAtomic純正のシールがついていました。しかしよく見るとトップのバックルというかループをとめるクリップがなくなっています。ですので、シールにバックルが固定されなくなっていて修理が必要でした。
どうせ修理するなら、似たようなサイズの他の板でもシールを共有できるのでは、と思い3本を比較しました。
Atomic Backland Aspect 長さ:163cm 太さ:119-85-108
Zuma BC-PLATINUM 長さ:167cm 太さ:122-85-115 シールとの差:3mm-0mm-6mm
Atomic Drifter 長さ:173cm 太さ:132-95-121 シールとの差:13mm-10mm-13mm
これをみると AspectとZumaはほぼ同一の形をしています。Aspectのほうが少し細いので、まちがいなくシールは合うでしょう。
Drifterは、サスガ片側6-7mm細いし、長さも10センチも足りない。急な斜面などではシールが効かず危険な状況になりそうなので、実際試すまでは封印。
ということで、Aspect とZumaでシール共用を目指して検討を行った。
問題は、シールのトップのバックルの修理と、Zumaのテールがツインチップになっていてクリップがつかない構造だということ。
これを解決するため、シールのトップとテールのバックルとクリップを、ブラックダイヤモンドのものに交換することにした。リアをBDにする理由は、G3のチップテール用のクリップに交換するため。BDのベルトにG3のクリップはぴったり合うということを知ったためです。