おくてんの山と写真の日記

山と写真が趣味で、少しひねくれた楽しみ方をしているブログです

山スキーの準備がほぼ完了!

山スキーの準備がほぼ完了!

11月、例年雪崩被害が出ている立山BCスキーに向かう予定で、準備をしています。

今回はテントを持ち込まないので、滑るための最小限のものに抑えてみました。

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左上から

テント泊だったら、もっといろいろ持っていかなきゃならないのですが、これだけでも結構なお荷物。

なお、スキーアイゼンとアイゼンは今回は持っていきません!

ザックは、登山用のものを使おうと思っていますが、小屋泊なので機能性重視でHeadの27Lの青いのを8000円くらいで購入。

全部いれるとこんな感じです。

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ザック

このザックはウインタースポーツ用で、登山用が筒型をしているのに対して箱型です。

横に長いので、少し体に密着しやすく、スコップも入れやすいです。

ただ、高さが低いので、長勺物は入れにくいかもしれません。

すきーはA型、ななめ固定どちらも対応可能です。

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サイドの固定は、エッジできれないよう補強されています。

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大きく違うのは、ウェストベルトで、登山がバックルでこていするのに、こちらはベロクロ。確かに固定しすぎなくて動きやすいのかな?

ストーブとケトル

ストーブとケトルは、ビバーク用ですので、最小のものにしました。

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このストーブは、120gしかないので本当に軽いです。

ハクキンカイロ

そして、冬の登山などに欠かせないのがハクキンカイロ

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ベンゼンを使った暖房ですが、ホッカイロが極低温だと全く温まらないのに対して、このハクキンカイロは機能します。遭難の時も、普段おなかが痛くなる低温でも、これがあれば完璧。

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ハクキンカイロの中はこうなってます。

プラチナの綿に、ベンゼンの気化ガスが化学反応し、温度が出ます。

火(プラズマ)は全く発生しないのに、発熱するので、火事になりません。

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私は、高温にならず気化反応がゆっくりになるように、呼吸口を半分ふさいでいます。

これで3割ほど省エネになるそうです。

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これが燃料のベンゼンで、ナルゲンに40ccほど入れています。

この量で、20時間くらい化学反応が起こせます。

ツェルト

雪山で必須になるのが、このツェルト。

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たんなる防水シートみたいなものですが、三角テントになります

これひと張りで、二人くらいは楽に収納できます。

風が強ければ、これの中に入るだけで防風できます。

通常ツェルトは、底割れといってヒラヒラと繋がっていませんが、雨を考慮して底をシームテープでつなげてます。

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また、縫い合わせはシール処理がほとんどされていませんので、水分が入り込まないようシームシール処理をしています。

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使わないことを祈りますが、最悪ビバークとなれば、雪洞かこいつの中に入るかすれは生きられます。