TREK FX2 DISC 2019を、ロードバイクモドキにする その3
ということで、クロスバイクのちょっと変な仕様を大体理解できました。
ようするに、フロントリジッドなMTBに太いロードタイヤを履いて、大きさを700cにしたよ、ということなのね。
なので、リアのエンド幅が135mmで、それがもとで舗装路用のバイクなのにロードバイクのホイールが履けないと。
そもそもコンセプトがそうだから、タイヤは32-35mmとかで、キャリパーブレーキが使えないわけですね。なので広がる幅のひろいVブレーキがついてると。
今回買ったTREK FX2 DISKをみて、よくわかった。なにせチューブなんて米式ですもの(笑)
で、問題はタイヤとホイールの問題だけれど、全てのロード化したいクロスバイクユーザーに言いたい。ホイール変えるなら、ディスクブレーキモデルを選んでください。
ディスクブレーキモデルも、リアのエンド幅は135mmです。
しかしEスルーアクスルのホイールは142mm幅ですが、これを135mmのQRに変換するアダプターがついてくるものがあります。
私が持ってるPRIMEのカーボンホイールも、フルクラムのRACEもそう。
ディスクロード向けのは、コンパチになってることが多いので!
ということで、本日はお休みをいただき、午前だけ仕事をして、午後はバイクいじり。
関東は今日から梅雨入りなので、完成しても走れないだけど、どうせパーツも足りないし。
で、今回買ったTREK FX2 DISK 2019年式です。。
うん、見まごうことなきクロスバイク。
フレームはMだけど、ちょっと大きい感じですねえ。
でも塗装の具合とか、正直高級感があるような気がする。
このフルセットの重さで、12.3kgでした。
ほとんどのられていないようで、サドルがきれい。
傷もあるけど、これが2.3万円ってすごい。。。
さて、いらないものを一気にはぎ取りました。
クランク、これは捨てます。
ペダルも捨てます。
リアとフロントのディレイラーも捨てます。
ハンドルバーとシフターも捨てます。
油圧ディスクブレーキは、多分売ります。
という状況で、8.3キログラムです。
アルミフレームが重いのに加え、ホイールとタイヤがゴツすぎw
BBもスクエアで重い。
で、これから新しいパーツを付けます。
ハンドルは中華の細めの。
420mmでちょうどいいかな。
STIはST0-4600としました。
フロントディレイラーが無いので、触角は片側だけ。
ブレーキのアウターケーブル。。。黒いの無くて青になっちゃった。そのうち変えます。
ハンドルを下げたので、上の方が余ってかっこ悪。。
機械式のディスクブレーキ!
油圧よりストロークはあるけれど、ものすごい効き。
105のブレーキとかのレベルとは違う。
で、とりつけたらこんな外観
なんとなくロードバイクっぽくなってきたかな?
ここでスプロケットの交換をします。
バイク小屋に鎮座しているFELT Z6にお越しいただきました。
実は、この二つ大変似たジオメトリでして・・・
ハンドル位置を合わせると
シートポジションがほぼ同じ。
トップチューブの角度も同じ。
違いは軽さだけ。
FELTでは、怖くて歩道を勢いよく走れないですから。
実はFELTには、10sの11-30スプロケットがついてますが、いまはRD-4700に替えたので11-34がつくんですね。
以前買っておいた11-34に交換してゆるいライドができるようにします。
11-34でっか!!
ではずした11-30のスプロケットを、TREK FX2に移植!
上が8sの最大32スプロケット。これを外して下の11-30Tに変えます。
こうして少し小さくなりました。
小さくすると、坂が厳しいんじゃない?ってお思いでしょうが、いま家に向かってるナローワイドのシングルチェーンリングは、32Tなのです。
ケイデンス80で30キロくらいしかでませんが、それで十分でしょう。
もちろん11-42や11-46が到着したら、チェーンリングも42T-48Tに変更です。
その後、スクエアテーパーのBBを取り外し、ホローテックBBに変えます。
これは以前買っておいたアルテグラのBBです。
きれいに掃除して・・・
軽く締めておきます。
さあ、もう少しです。