おくてんの山と写真の日記

山と写真が趣味で、少しひねくれた楽しみ方をしているブログです

オールドレンズを最新のデジカメにつけると。。。

 

えと、ミラーレス一眼にオールドレンズをつけて撮影するのって、もう何も特別なことじゃないんですけど、何度か撮影して飽きちゃう人がいます。

なんで飽きちゃうのかというと、思ったよりコントラストが高くならないのと、カリッとした絵にならないから不満、なのだとか。

うん、わかる。周辺減光はきついし、ピンのムラもあるし、色収差酷いし。

でもそんな時、それが何故かを教えてあげると、またやる気になってくれる。

デジタル時代のカメラは、デジタル時代のレンズが必要なんですよね。なぜかっていうと、デジタル素子はまっすぐに入ってきた光しか反応しないから。フィルム時代はあらゆる方向から入ってくる全ての光を感光紙が受け止めてた。でもCMOSっていう素子は、割と融通が利かない。なので、レンズで光の方向を整理して、まっすぐ~あててくれる。これがデジタル時代のカメラ。

アナログレンズを使うと、境界が色ボケしたり、なんかコントラストが低くなるのは、光の力が分散されているから。

でもね、人間の目って、そういうアナログで出来てるんだから、アナログのレンズのほうが親近感が湧くんだよっていうと、なんとなく理解する。

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これはSONY α7にCanon 50mm F1.4 (2.8, 1/4000)で撮影した写真なんですけど、がりっとした絵じゃないけど、柔らかさが出ます。

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同じくなんだけど、エクステンションで接写したのですが、やっぱり柔らかい。

これがオールドレンズの力。

かといって、F8-11くらいに絞ればしっかりシャープにも撮れます。

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せっかくの光学。使い切ってみて欲しいと思ってる~