立山にいく準備、今回はスキーブーツ向けのアイゼン調整
今からウッキウキで準備を始めています。
スキーはZuma BC Platinumにしました。シールのチェックも完了!
初めてなので、室堂山と浄土山を狙っていますが、結構シールが利かないという話もあります。
なので今回、たぶんシートラになる可能性もあるので、スキーブーツに合うアイゼンを調整。
もともと雪山が好きだったので、登山靴むけアイゼンは5個も持ってるw
でも、前後コバ向けのアイゼンは3つ、二つはペツルのサイドバーのモデルで使いにくい。もうひとつはエーデルリッドの新品なのでもったいない。ということで、カンプのCassinにしました。
このアイゼン、ロッククライミング向けのモノポイント(笑)
でも雪山でのグリップは半端ありません・
ガッチリはまっていますが。。。
TLTビンのフロントピースガイドが干渉するので少しオフセットされています。
かかとはヒールロック用に歯が横を向いています。
これは凍った斜面を下りるときに怖いのですが、スキーの場合かんけいなさそう。
ちょっと重いのですが、まあ、これで稜線歩きはだいじょうぶかな
高フッ素ワックスを調合してみた。大成功でした!
あまりブログを更新できてないのは、ちょっと仕事が忙しくなってしまい、そっち集中しているからです。。
しかし、2週に一度はスキーに行けているので幸せ~
先々週はかなり冷えた日だったので、高温用ワックスが微妙に山に合わなかったのですが、これからはザラメ、シャバ雪になるので、高温ワックスにします!
水分多めの雪と言えば、フッ素ワックス。
私もスキーヤーのはしくれとして、一応フッ素ワックス持っているのですが、40gで8000円とかバカにしているのか!って価格なので、塗るのをちゅうちょしていました。。。が、考えてみたら、自分で作ってみたらいいんじゃん!ってことで今回は自作ワックスのお話。
なんでも、ワックスって結局石油由来のパラフィン(ロウ)を、寒さというか添加物で硬くしたりして結晶に負けないようにしているだけときいて、なんか行けそうな気がする。
パラフィンそのものは融点65度から80度くらいで、添加物とかそういうノウハウがない私は必然的に、春のシャバ雪向けのワックスしか作れないわけです。
しかし、水分をはじくためのフッ素なわけで、だったら高温用でいいじゃない!と。
用意したのはヤフオクで買った890円で850gの巨大パラフィンw
左から、TOKOの高温ワックス120g。これでもそれなりに大きい。
真ん中はヨーロッパから仕入れたVolaの高温ワックス500g。これは業務用。
問題の右が、無印パラフィン。豆腐かな?純度が高いそうだ。うそくさい。
作り方は超簡単。
溶かしてフッ素混ぜて冷やすだけ。
室内ではやりたくなかったので、そとで.
登山用のバーナーを用意して。
ワックスとかしながらフッ素パウダー入れる。
フッ素パウダーは3ミクロンのものを買ったけれど、マイクロフロンはもっとこまかいのでそっちがよかったかな。量も多いし。
工具はこんな感じ。
パラフィンを切るためののこぎり。型は100均のシリコンのやつ。鍋も100均の鍋。
今回は練習なので、75gのパラフィンに7gのフッ素。
これで大体10%配合で、なんとなく中フッ素って感じ。
高フッ素は20%ほどを指すらしく、それを超えると定着しないらしい。
ドロドロに溶かして、混ぜ混ぜ混ぜ。沸騰はさせないように注意。
シリコンのカップに入れると、ちょうど2個分。75gだから、だいたい30gくらい入る。
一回に4個120g作れる換算でスネ。
急速に冷却していないので、フッ素パウダーが分離。でもまあ、溶かして塗り込むんだから一緒か。
実際に塗りこんでみたところ、通常のワックスと違い濁っている。
10回くらいアイロンを舐めてみた。
ブラッシングしたのが右側。
さて、シャバ雪にもちこんでどうか、たのしみです。
5/1追記
GW前半、晴れ渡った立山で自作ワックス試しましたが、緩んで汚れた雪で、まさに滑るように滑走できました!
パラフィンの滑走性に、フッ素は明らかにマッチ!オススメです!
これからシーズンイン!春山スキースタート!
3月が終わり、トップシーズンは終わりましたが、これから春のキャッキャウフフな春スキーです!
これまでは、かぐらでゲレンデでしたが、今年はBC主体で参ります。
今週は土曜に雪予報なので、雪崩の危険の少ない斜面に向かいます。
実は先日かぐらBC行きまして、スノーバスケットが無くなるトラブルがあり、ならばと用意したのがレキ用のスノーバスケット。
9.5cmの大型で軽量。
伸縮はないけど良さそうです!
今年4枚目のシール加工(笑)
最近はスキーの加工作業ばかりやっている気がしますが、今回は先輩のシール加工を。
先輩はファットスキーのシールはありますが、ツインチップの板にあうシールを持っていなかったので、それに合わせてみました。
ポモカのFree 2.0を持っていたので、それを先輩に譲り、BDのSTSキットにG3のツインチップコネクターを使います。
Free2.0は、ナイロン100%のシールで、登坂能力が高い半面、微妙に重い。
140mmのシールなので、センター79mmの板にはかなりもったいない切り方になります
2m用のシールなので、先っちょがかなり余るので、これはファンスキーに使ってみようかと思ってます。
STSキットと、ツインチップコネクターをつけ、160~170センチの板に合うように先端をカット。
で、カットツールでサクサクっとカットすると、エッジ分が残してカット完了。
あとはSTSを埋め込むだけ!
後日。。
無事BDのSTSキット取り付け!
無事完了!
暗いとこでササッとやってもなんとかなるみたい!
チロリアのアルペン用ビンディングを比較してみる
通常、スキー板にはブーツと板をつなぐ金具「ビンディング」が付いているのが当たり前だと思いますが、このブログでは頻繁に取り上げている「インサートビス化」により、金具は一つを使いまわすことができるようになりました。
考え方ですが、一つのビンディングを、複数の板でつかうこともできれば、一つの板に複数のビンディングを付けることができることに気がつかれることでしょう。
私が持っている板のうち、5本がツアービンディングとアルペンビンディング、どちらも使えるようにしています。
ただ、穴の位置が、マーカーやルック、そして私が使っているチロリアで違います。
逆に、同じメーカーなら穴の位置はほぼ一緒です。
ただ、いくつかのビンディングを使ってみて、わりと互換性の面で??となることがありましたので、比較してみたいと思います。
- Tyloria Peak 11
これは、エントリーモデルのビンディングで、フレームこそなく前後独立ですが、エントリーモデルのフリースキー板に使われています。
- Tyloria Attack 11
これはPeakよりもタフな作りですが、フリースキー用のエントリーモデルです。
- Tyloria Attack 16
これは、チロリアのフリースキー用ビンディングでは上位モデルです。
みためですが。Peakはトゥービースが貧弱なのにたいして、Attackは頑丈そうです。
穴の位置は、同じ配置なので助かります。
さて、ブレーキです。
チロリアは、ビンディングの購入時からブレーキの幅は選択ができます。
マーカーは、セットの幅が決まっていて、調整したい場合には別オプションになります。
右からPeak11、Attack11,Attack16と並んでいます。
Attack16は、オークションで買ったブレーキを自分で削ってカスタマイズしています。
接続箇所の形が違うことが分かると思います。
ブレーキを付ける接続箇所ですが、PeakとAttackは別のシリーズなのに、じつは11と16で形が違うようです。Peak11とAttack11が共通、Attack16だけが違います。
これは、ビスの取り付け位置でも同じことが言えます。
写真がピンボケですが・・
Peak11と、Attack11は、ビスの取り付け位置がプラスチックのカバーの上なのに対して。Attack16は、ベースの金属に直接取り付ける感じです。これは、ビスの長さの違いになります。
また、トゥービースの形もすこし特徴があり
Attack11と16は何となく似ている形ですが。
先端部の接続の形が違います。
上部が接続部分ですが、そもそも共有できない形になっています。
3つのチロリアを使い分けているので、気が付きましたが、結構シリーズ、強度によりカスタマイズされています。
実際に現物が見れないので、試してみないと何ともですが、購入時は気を付けてくださいね・
上越国際スキー場最高!
今週末は、上越国際スキー場に行ってきました!
山仲間の家族旅行があるということで、参加して一緒に楽しむためスキー仲間3名で突入!
二日間天気はよく、朝はそれなりに硬いバーン、昼にかけてザラメからシャーベット。
3月中旬ですが、既に4月中旬な感じのスキー場で、リゾート感あります!
板はZumaのBC-Platinumにして、ストックレスのフリースキーで遊んでいました。
夜にはナイター!
この日はお祭りもあり、出店や花火が!
そして私はこれに参加!
たいまつを持ってスキー!
これがたいまつ。大きな花火ですね!
スキーを履いて、ゆっくり滑っておりますが、その途中で足が攣ってしまったりして結構大変でした。
翌日はまさに雲ひとつない天気!
すばらしい晴れの日に、上越国際の大きなスキーエリアを一筆書きで滑りきりました!
いやー春だなあ!