ATOMIC BLUESTER DOUBLEDECK 3.0 アトミック ブルースター ダブルデッキ SX
アトミックと言うのは、昔からアルペン競技のメーカーと言う印象がありましたが、いまはいろいろな種類の板を出しているんですね。
日本が大きな市場だったアトミックは、数年前から基礎スキーヤー(滑走技術を突き詰める人達)向けに米国本社には無いBLUESTERというブランドを立ち上げています。
本国のカタログには、REDSTERはあるけれど、ブルーは無いのです。日本のブルーはまさに、技術戦のための武器と言うことなんですね。
私が所有するBLUESTERは、ダブルデッキ構造という板の振動を抑え込む機構を持ったハイテク板で、SXという小回りに特化した板です。スラローム競技に向くディメンジョンとなってます。
見事はセンターのくびれで、カービングが切れそうですよね。
この板は2015年モデルで、170cmの長さをもち、トップ幅125.5mm センター幅69mm テール幅111mmとなっています。この湾曲が、R10m-11m-12mという変則的な回転半径を生み出します。
完璧なキャンバー機で、全てのエッジがバーンを噛みます。
この板の印象は、とにかくオンピステにおいてはオンザレールで曲がってしまい、あまりのキレの良さに足の体力が削られてしまいます。
メタルが入ったためかなり重量級の板ですが、たわませた返しがすさまじく、ばねではじかれるように切り返しが行えます。
この板は中級から上級向けということですが、脚力を別としたら中級の方にお勧めです。ただ、ぜったいにスキー上手くならないですw
ビンディングはSX専用ですが、下の赤いピボット?が動きを制御しているらしいですが、滑って手何も気が付きませんでしたw