おくてんの山と写真の日記

山と写真が趣味で、少しひねくれた楽しみ方をしているブログです

スキーシール共用に向けたカスタマイズについて その3

前々回がスキーシールの共有の考え方

前回はトップのクリップ(ループ)の加工をしました。

 

ウルトラライトループは、単にネジ止めするだけなのですが、テールのSTSキットはポンチしなければならないのが面倒。

ですが、ダイソーでポンチを買ってきたので、加工しました。

 

STSキットには、透明フィルムにカットパターンが印刷されたシールが付いているので、それにしたがって、カットとポンチうちをします。

ポンチですが。。。木製の板を敷いてやったのですが、シールの布が硬くて穴があかないため、外のコンクリで打ち抜きましたw

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このようにカットできたら、あとはSTSキットの金具を固定します。

金具はリベットを打つ穴が三か所ありますが、注意点は、凸の部分を内側にして合わせること。そうしないと、ベルト部分を通す隙間があかないのです。

穴を合わせて、リベットを差し込み、コンクリートの上で一撃!

奇麗にリベットがはまりました。

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その隙間にベルトを通したのが上の写真で。ガッチリはまっています。

これを、STSのフックを使ってASPECTに付けたのがこちら。

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そして、ツインチップのZuma BC-Platnumに、G3のツインチップアダプターを使ってつけたのがこちら。

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Zumaのとがり具合が広くて不安定ですが、固定はされています。

ということで、ATOMICのシールにBDとG3で2枚の板で供用ができるようになりました!

スキーシール共用に向けたカスタマイズについて その2

まずは、Atomic Backland Aspect と Zuma BC-PLATINUMで供用を目指して。

そもそもこの日本のプロファイルを比べてみる。

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Atomic Backland Aspect 長さ:163cm 太さ:119-85-108

Zuma BC-PLATINUM 長さ:167cm 太さ:122-85-115 シールとの差:3mm-0mm-6mm

ほぼ同じ大きさ。すこしだけZumaが大きい。

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重ねると、ほぼ同じ。期待できる。

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問題はテール。Aspectバックカントリー、Zumaはツインチップ。

これはあとあと問題になる。

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そして、ビンディングの穴の位置。手前がAspect、奥がZuma。

Aspectが2センチほどバック。でも長さも短いので3センチか。

Zumaが不整地で挙動が悪くなる予感がする。

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加工するのはAtomicの純正シール。

トップのバックルを外す、もともと無くなってる側は、はがすだけ。

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今回は、BlackDiamondのUltraLight Tip Loopってのを使う。

ダイマーニラインで結ばれたモデルで、取り付け自由度が高い半面、先端部が無駄に切らないとダメ。

合わせるとこう。

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カットして裏皮からネジ止め。

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BDのバックルはみな同じだけれど、ネジを折る。これでネジの基部がネジの中に残る。はずす時はネジを戻すだけと素晴らしい。

これでトップは取り付け完了。

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この段階で、Zumaに取り付けてみる。

BlackDiamondの薄手のバックルが、いかにもウルトラライトでカッコいい。

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テールまではると、完璧!ほぼ同じラインで晴れたので、これで完璧。

その3では、テールのSTSを取り付けます、。

スキーシール共用に向けたカスタマイズについて その1

雪深い山行向けに買ったCoombackではなく、残雪期までつかえるオールマイティー山スキーを持っています。AtomicのAspectとDrifter、ZumaのBC-PLATINUMの3本が、センター85-95の適したサイズです。

 

さて、Aspectは、もともとAtomic純正のシールがついていました。しかしよく見るとトップのバックルというかループをとめるクリップがなくなっています。ですので、シールにバックルが固定されなくなっていて修理が必要でした。

どうせ修理するなら、似たようなサイズの他の板でもシールを共有できるのでは、と思い3本を比較しました。

 

Atomic Backland Aspect 長さ:163cm 太さ:119-85-108

Zuma BC-PLATINUM 長さ:167cm 太さ:122-85-115 シールとの差:3mm-0mm-6mm

Atomic Drifter 長さ:173cm 太さ:132-95-121 シールとの差:13mm-10mm-13mm

 

これをみると AspectとZumaはほぼ同一の形をしています。Aspectのほうが少し細いので、まちがいなくシールは合うでしょう。

Drifterは、サスガ片側6-7mm細いし、長さも10センチも足りない。急な斜面などではシールが効かず危険な状況になりそうなので、実際試すまでは封印。

 

ということで、Aspect とZumaでシール共用を目指して検討を行った。

問題は、シールのトップのバックルの修理と、Zumaのテールがツインチップになっていてクリップがつかない構造だということ。

これを解決するため、シールのトップとテールのバックルとクリップを、ブラックダイヤモンドのものに交換することにした。リアをBDにする理由は、G3のチップテール用のクリップに交換するため。BDのベルトにG3のクリップはぴったり合うということを知ったためです。

 

三種の神器、ビーコン、プローブ、スコップがそろったよ

雪崩事故対応用のアイテム、いわゆる三種の神器がようやくそろった

 

ビーコン:マムート バリーボックス エレメント

スコップ:VOILE T6 TECH SHOVEL

プローブ:CAMP SONDA LIGHT

 

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まあ、なんだ。事故前提の、装備なので、これを使うときは、死んでるね。

 

スキーポールあれこれ

もともと登山をしていて、ストックを使うことはあった。基本は使わないけれど、下山時に使うと疲れが違うからだ。

また、スノーシューを買ったときに、一緒についてきたストックがある。これはスノーシューが深い雪の中を歩く際にバランスを崩すのを考慮して、用意されたものだ。

スキーも同じように、不安定な姿勢で滑るためか、ストックを持つ方が多い。

という中で考えてみたら次のような5種類ものストックを持っていた。

 

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VOLKS 115mm

これは主にスキーに利用していた。軽量で長さの調整が出来ないゲレンデ用。

色は紫で、少し女の子向けな感じ?

 

K2 Comp FLIPJAW 100-120mm

これはカーボンとアルミでできた軽量なストック。

ツアーに使えそうだけど、単に長さ調整しかできないので、いきなりシール歩行の時だけかな

 

シナノ 95mm

これは、コブとかパークなどで遊べるように95mmしかない。グリップ部分に指の間に挟むオプションが付いていて、ジャンプして板をつかむトリックなどをしたときに、ストックが飛んでいかないようにらしい。

  

ユーコンチャーリー 

これは、スノーシューについてきたストックで、少し重いけれど質実剛健

3分割なので短くセットすることが出来るのでコンパクトになる。

 

 BlackDiamond 110mm

夏用のカーボンストック 

 

どれも一流品じゃないけどねw

もうスキー場のチケット買ったw早割り最高!

山仲間とともに、今年はBC元年だね!ってはなしをしていたのですが、ゲレンデも練習で行くよねと。昨年は2月からシーズンオフまでだけでも20回くらい行ってたらしく、安くゲレンデ遊びができる用に考えていたら、ちょうど今期のリフト券が販売され始めた。

 

昨年行ったスキー場を考え、雪深くバックカントリー的な遊びが出来るところで考えたのが次の3つのスキー場で、それぞれ2回分のはや割りチケットをゲット。

  • かぐら  6500円で二日
  • たんばら  5000円で二日
  • 越後あたり  5600円で二日

かんがえたら、一回2800くらいで滑れる!

これ以外にも、イエティとか入笠山のある富士見パノラマとか、BCにも行くから、今年は30-40回はスキーにいけるかなー

BCスキー準備着々、VOILE t6 tech shovel ショベル

山道具の中でも、冬山に重要な装備の一つがショベル。

テントの整地とか、雪洞もそうだけど、遭難者を助けるのが急務の時に、絶対必要な三種の神器の一つ。

今まで、エキスパートオブジャパンやホームセンターのをつかってたけど、本格的なものを手に入れた。

それが、アメリカのアウトドアブランドVOILEの T6 Tech Shovel

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これ、750gくらいあって軽くない。

大きさも普通だし、柄の部分もたんに分割されるだけ。

機能面、能力ともにたいしたことない。

でも凄いのはこれ。

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なんと柄の部分にスノーソーが!

硬い雪でも切り出せるくらい強力なので、期待できるます。

ものすごい切れ味なので、早く硬い雪面を切ってみたい。

イグルー作ってみたい!