スキーワックスの手抜きなかけ方について
もともとスキーにワックスなんて、生塗りしてコルクで伸ばすか、スプレーをかける程度でよいと思っていました。
が、シーズン初期にきちんとベースからワックスを施した板に乗ってみて、ぜんぜんすべりが違ったことから、自分でもワクシングができる設備を手に入れた。
ホットワックスは、ワックス狂といわれるような方も居て、ストラクチャーにしっかり吸収させて・・・そのためには20回・・・という方もいらっしゃるらしい。
僕はそこまでは出来ないので、ベースと滑走、下手したらベースだけもしくはユニバーサルワックスだけで済ませられないかと考えている。
実際、ホットワックスは9本の板全てに実施した。
ベースを溶かして滑走面にたらす。伸ばす、ワクシングペーパーで吸い取る、ブラシをかける。。。きれいに掻き出したら滑走ワックスで同じことを。。。
面倒だ。あまりにも面倒だ。もちろん滑りは良い気がするが、もともとノーワックスでも滑れるわけで。。
ということで調べていると、あるYouTubeの動画でフリースタイル選手が行っていたホットワックスが画期的だったので、試してみた。
ワックスは、垂らさずアイロンで溶かしたら滑走面にこすり付ける
いままでは、ダラダラ玉のようなワックスを滑走面に垂らし、ペーパーにも垂らし、ダマを溶かしながら伸ばし、こってりと層になるまで塗っていたけれど、今はアイロンに当て少し溶けたら滑走面に塗る。少し間空けて同じことをする。生塗りもする。
ただワックスをサッと塗るだけ。
これで板一枚2分程度
まんべんなくこすり付けると、伸ばす
板の上にワックスがおかれたら、直接アイロンを滑走面を滑らせて溶かす。溶かしたときに滑走面のでこぼこで付かない部分もあっても無視。生っぽくなっているところが無いように溶かす。
これは板1枚3分程度
伸ばしてから60度くらいを目安に板を暖めながら浸透
溶かしたら、少しアイロンの温度を下げ、これも直接アイロンを滑走面にあてて、スーッと滑らせる。これを10-15回ほど繰り替えすと表面がトロッとしてくるので、そこで完了させる。
これは6分程度
ワクシングペーパーで吸い取る
仕上げはワクシングペーパーで残ったワックスを取り去る。
ペーパーを当てて溶かしながら吸い取る。紙を変えて繰り返す。
きれいに撮り終わると、なんとなくブラシをかけたのと同じような状況になる。
終わり
これで終わりとか!
ブラッシングは!?どうもブラッシングしなくても十分滑るのだそう。
もちろんしっかりワクシングペーパーでふき取るわけだけれど。
実際この施工で滑ってみたけれど、まったくすべりに影響は無い。
施工時間は2枚で30分程度。お手軽だけれど効果的なワックスがけでした。