Zuma Dorey Pro Park 2015年モデル、初ライド
今年3月に買った
に初ライドしてきました!
正直いってこの板はイイ!
ドセンターから2センチ下げてビンディングを組んでいるとはいえ、かなり安定感があり、かつ板がしなやかです。
しなやかな乗り味からの、板を横に振ってのカービングが楽しい!
雪山でキックしてみても、板も軽く跳ね返りもあるので軽快に飛べます。
スワローの板は、BC-Platinumもそうですが、見た目の違和感と乗ってみた感じのしっかり感の印象が違うんですよねー
履いた感じは、フルロッカーみたいな見え方になりますが、実際にはキャンバーもしっかり確保されていて、エッジングは良好です。
これ、2万円で買った板ですが、本当に皆さんに乗ってみてほしい。
今回はイエティに行きましたが、一回行って2時間ほど乾かしただけで、エッジが錆錆に。。。
あのスキー場、恐ろしいな。
アメリカは、化学合成物質天国 Demon United デーモンユナイテッド
いつも、海外通販はSnowInnやSierraTradingPostをつかっていますが、昨年からスキーでグローブを二つカビさせてしまったため、新しいグローブを買ったついでに、いくつか面白いものを買いました。
そのひとつが、スキーワックス。
いやいやいや、ワックスなんて国内でいくらでも買えるだろう、とおっしゃると思いますが、海外は化学物質の天国なのです。
ワックスとは、パラフィン系の石油由来の撥水目的の物質ですとよね。
そういうケミカル品は、日本より断然進んでます。質も量も。
ということで、今回は日本では未発売のワックス「デーモンユナイテッド」のワックスセットを買ってみました。
左から、高温(0度以上)、万能、低温(0度以下)というもので、それぞれ133gある。
にほんの一般的なワックスは60gで売られているので、2倍以上の量。
そして買値は、送料込で1300円くらい(笑)
早速ZUMAのBC-Platinumに施工してみました。
低温の滑走ワックスの割に溶けが良く、固まり方も早い(浸透しやすい)感じで、溶かした後すぐに固まってくれるので効果が測りやすいです。
ワックス施工後、触ってみるとつるつるに!
水をたらしたら、まさに玉になる。
そして、167cm センター85mmの Zuma BC-Platinum2本に施工しても、この程度しか減らない!
まだ滑っていませんが、かなり効果がありそうです!
スキーグローブは命綱。
もともと登山をしていて、雪山もいろいろ登っていますが、気にするのはグローブの性能。以前厳冬期に西穂高でテント泊した時も、-25度の中のテントで、強風の中尾根を歩くと暴風と低温で、一瞬にして指の血行が悪くなることがありました。
グローブの中で手を丸めたりするのですが、片手にアックスを持っているわけで、常に丸めることはできません。
ですので、グローブにはライナー、インサレーション、オーバーグローブと必要なことを知ってます。
しかし、スキーの場合、機動力がちがったり、山の中での生活の時間も違うため、そこまでシビアになる必要はないかもしれません。
ということで、古いグローブが二つカビて死んでしまったので、新しいものを入手しました。
冬用グローブは、これに毛糸とかミトンとかがはいりますが、これが全てと言ってよいです。
ORは、グローブとかゲイターではシェアはかなり高い方でしょう。
あとは、マーモット、モンベル、PRANAとなります。
これはライナーグローブで、スキーグローブの防寒マテリアルを外す時に使うものです。
滑り止めがついたうすいグローブですが、防風となっています。
これはORの重装備用のグローブで、中にライナーがビルトインされたレイヤードグローブです。
ライナーとインサレーションは、ベロクロで固定されます。
正直、厚くて0度以上でははめていられません。
これはモンベルのオーバーグローブで、3本指になっています。
これも防寒機能が付いています。
これはスキー用で、中はライナーを付けてはめるタイプですが、軽く、温かい素材です。
なんと海外通販で20ドルでした。
最後は、長毛のフリースライナーを使ったマーモットのスキーグローブ。
これは寒い日に良さそうです。
フカフカすぎて、暖かい場所でははめたくありません。
気温、時期、場所で選ぶグローブシステムとなります。
今シーズン初ゲレンデ!イエティに行ってきました!
例年になく早く、10月6日にオープンしたスノータウンイエティ。
ここしばらく雨が続いていて開店休業状態でしたが、10月18日の今日は雨もなく、急きょゲレンデ整備をするとのことだったので、強引に会社をサボっていってきました!
人工降雪のスキー場は、スノーヴァ溝ノ口の経験がありましたが、あちらは40mくらいしか滑走区間がなく、イエティは300mくらいあると聞いていたので、足作りくらいにはなるかなと。
混み状態とか雪質が判らなかったので、今回のスキーはいつもスノーヴァでつかっているAirwalkにしました。靴は歩きやすいAtomicのWaymaker 80
当然ながら人工雪の周辺は雪がありません。
気温は12度以上あるのでスキー用のグローブではなく作業用グローブ
朝5時半に家を出て、下道を行ったところ、見事渋滞!到着はなんと9時!3時間半もかかってしまった。
朝は天気が良く、青空がきれい!
でも、ゲレンデと言うより雪の川みたいなのが、ゲレンデ。
うーむ。
幅10mくらいですが、人が少ない朝一は十分滑れた。
ワックスはベースワックスのみで、手抜き出かけただけですが、大変滑ります。
滑走エリアはこんな感じで、朝一は白くてきれいですね~
今回はストックなしのフリースキーなので、適当に流しながら滑り、リフトは15回くらい乗ったと思います。
12時まで2時間半滑りましたが、最後は雲の中に入って真っ白!
降雪機が雪山を作ってました。
視界が悪く、スノーボーダーが増えすぎてあちこちで座っているし、避けて雪のない部分に行くとスキーもダメージを受けるので、今回はこのくらいにして帰路につきました。
それにしても、スノーヴァのような疑似雪じゃない、人工とはいえクラッシュアイスの上の滑り心地は最高でした。
さあ、いよいよスタートかな!
実質エッジ長ってどのくらいあるのか、興味があって調べてみた。
スキーの両脇には、エッジと呼ばれる金属がついていて、それを研ぐことで硬い雪面でも雪を噛めるし、摩擦でブレーキをかけたりできます。
そんなこと誰でも知っているとおもいますが、最近のスキーはスキーの先のまるまったティップより、ずいぶん前から曲がり始めたロッカー形状というのが一般的のようです。これがあるので、雪面にコンタクトするエッジの長さが短くなり、ターンしやすくなるのだそうです。
海外のスキーでは、前後にエッジがついていないものまでありました。
ただ、エッジが短くなると、ターンの時の安定性に影響があるとの指摘もあります。
ぼくもたくさんスキーを手に入れたけれど、どのスキーがゲレンデで安定感があって、どのスキーが曲がりやすかったりパウダーに向くのかを調べてみようと思い。作ったのがこの表。
それぞれ写真を撮ったので掲載します
VOLKL KURO
キャンバーが全くないのがKURO。これはパウダー専門と言うことなのでしょう。
前後ともに50センチを超えるロッカー。ふむところはフラットな形状です。
KUROの前はこんな感じ。緩やかながらずいぶん中心付近から立ち上がっています。
これが後ろ。同じくかなり中心から立ち上がっています。
これじゃ、ピステされた硬いバーンだと、厳しいかもしれませんね。。
K2 Remedy
レメディーもやっぱりキャンバー部分がめちゃくちゃ短い。なんと100センチを切って89センチ(笑)ファンスキーで滑っているようなもので、曲がりやすそうだけれど、ブレーキ掛けられるのかなって感じです。
これが前側で。45センチも手間からロッカー。
そして後ろがこれ。長大です。。。
紹介の順は、スキーセンターの幅の大きい順になってます。
K2 Coomback
Coombackは、114mmというセンター幅なのに、バックカントリー向けにつくられているからか、全体的に安定志向な感じです。
フロントはパウダーに対応したロッカーですが、テールはふらっとになっていて踏ん張れるよう考えられたオールマウンテンロッカー。
前はこんな感じで、ロッカー形状はそれなりに長い。
後ろはシールを張るためかフラット。ティップもほぼない。
キャンバー長は127cmとそれなりの長さが確保されています。
Icelantic Keeper skny
アイスランティックのキーパーですが、スキニーというゲレンデ+サイドパウダーが狙いのスキーです。
このモデルは191センチと長いのですが前後ロッカーがしっかり取られていて137cmのエッジ長に抑えられています。
それでもこのエッジだと、引っかかったりを気にした方がいいかもしれません。
前はこんな感じで、ティップの高さはそれなりにあります。95mmという狭さもあって、雪の上に顔を出すように高くなっているのかな?
後ろはこんな感じで、ティップの角度が前よりも大きい。
なにより、キャンバーの高さがすごくて、たとえば基礎スキーのアトミック ブルースターSXよりもしっかりキャンバーなんですよね。。
ATOMIC DRIFTER
大好きなドリフターは、何から何まで優等生。逆にいえば中途はんぱ?
センター95mmですが、サイドカーブがカービングスキー並みにあって、フロント136mmも太さがあるのです。
そして、エッジの長さは139cmとかなり長め。ゲレンデでも滑りやすかったわけだー。
パウダーでもしっかり浮いてくれたし、このスキーのおかげで山スキーがすきになったものでした。
前がこれ、結構ティップの角度がある。
後ろがこれ。バックカントリー向けなので、ツインチップと言うほどは上がっていないですね。
ATOMIC ASPECT
上のドリフターのさらに軽量、春などに使うツアー用スキーがアスペクト。
163センチと短いすきーですが、エッジ長は130cmと長め。177センチのCoombackより長い。ターンの安定性とか、クラストした斜面でエッジが噛むように長いのかな?
前はこんな感じでドリフターに似たティップの角度が大きめ。
後ろはさらにフラットですね。
K2 PRESS
プレスは、パーク向けの板で、完全にツインチップのモデルです。
バックカントリーも行けますが、性格はゲレンデおよぼパークなのでしょう。
前後のティップが均等で、20センチくらい。有効エッジ長は117センチ。
でもこの板は、他の板よりもズラシがしにくい印象だったんですよね。こんなにエッジ短いのに。。
前はこちら。なんかカワイイ。
後ろはこちら。
前とほぼ一緒ですね(笑)
ZUMA BC-Platinum
手ごろな価格で、オールマイティーな使い勝手ということでお気に入りのBC-Platinum
この板もエッジ長は117センチと短い。バックカントリーと銘打っている割に、AtomicやK2とは考え方が違うようです。
前はこちら。結構手前から立ち上がった大きめのロッカーです。
後ろはこちら、控え目ながらロッカーしてますね。テールの抜けがイイ、というか踏ん張りが利きにくいのはこのせいかもしれません。
Zuma Dorey Pro Park
同じくツマのドーリープロのパークモデルです。
こちらは実は有効エッチ長がながく、滑りを安定させる方向なのかな。と想像してみます。K2のPRESSと同じく、前後ほぼ同じ形状です。
前はこちら。ティップの形が少しハンサムですね
後ろはこちら。前と全く同じ形状です(笑)
ATOMIC Bluester DD3 SX
一本だけ持っている基礎スキーがこのブルースターダブルデッキのSX。小回り板です。
センター67mmと細身ですが、フロント130mmくらいの太さがあり、サイドカーブがえぐい。
Rが10mくらいですから、括れっぷりがおそろしい。
このスキーは少し長めの175cmです。以前のってたスキーが2mだったので、それでも短いですが。。
有効エッジ長は圧倒的な156cm。オンザレールの安定感なのはこのせいです。
まえはこちら。ロッカーって何?ってなもんです。
後ろはこちら。フェイキーで滑ると刺さりますね。。
長々と書きましたが、いろいろ傾向があって面白いですね。