おくてんの山と写真の日記

山と写真が趣味で、少しひねくれた楽しみ方をしているブログです

スキーブーツのシェルを自宅で熱成型してみた

リターンスキーヤーとして、最初は山登りの一環で始めたスキーですが、最近はもっぱらスキー場でのれじゃーになっております。

ブーツは、ツアーブーツと、アルペンブーツがありますが、K2のピナクルのように完全なハイブリッドやグリップウォークのようなモデルが都合がよいですが、Dynafitなどはアルペンビンディングにはつかないのですね。。

で、スキー場でアルペンビンディングの板には、やっぱりアルペンのブーツがいい。
アルペンブーツは、SalomonのX-Pro 130

とゆるいスキー用にAtomic Waymaker 80をもってます。

どちらもいいブーツなのですが先日オークションでX-MAX 120がでてて、8250という金額で落札できました!
LASTが98くらいと少し狭いのですが、何とかはけるっしょ!って思って買ったのがこちら。

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白と黄色がかっこいい。

きれいに使っていたようですが、すでに前オーナーの足型に成型されています。

さっそく履いてみましたが、とにかく足入れがしやすい。スポットはいる!

が、やっぱり足の親指の骨が当たる。。

これは滑ってて痛くなる奴だっていうことで、シェルの熱成型をすることに。

 

こんなツールを自作しました。
(こちらを参考にさせていただきました!)

mountain-equipment.cocolog-nifty.com

シェルの中で丸い球を押し出せばいいのですが、反対側が固定されないとダメ

ってことで、蝶ねじをブーツのソールの角に当てて、回ったりしないようにしています。

 

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セットするとこんな感じ(見えないけど)

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ラチェットでカリカリして広げ、終わったら逆にして狭める。

セットしたら、成型したい部位にヒートガン!

大体110度くらいになるといいらしいので、弱(300度)でしばし温め、少しにおいが出たところで停止。

すぐに水道水でひやします。

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でできあがったのがこちら!

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ちょうど骨のところが広くなりました!

 

シェルの熱成型は結構ハードル高いなあって思ってましたが、なんとかなりました。