おくてんの山と写真の日記

山と写真が趣味で、少しひねくれた楽しみ方をしているブログです

ウォークモードありのブーツ比較

せっかくブーツが複数あるうちに、比較をしておこうと思う。

今回は、ツアーブーツというか歩行を考慮したスキーブーツの代表的機能である、カフローテーション、足首の自由度に関してちょっと比較してみたいと思う。

私が持っているブーツで、ウォークモードを備えているのは次の4つ。

  • K2 Pinnacle 110
  • Atomic Waymaker 80
  • Scarpa Spilit 3
  • Dynafit NEO PX CPインナー

それぞれ、面白い特徴がある。

f:id:youjio:20170915221855j:plain

なお、重さや特徴に関しては、こちらをお読みください。

 

  • K2 Pinnacle 110

K2のピナクルですが、滑走性能に特化したブーツに、Techシステムをインストールした感じ。

f:id:youjio:20170915220407j:plain

これがカフのノーマル時。角度は12度くらいですかね。

f:id:youjio:20170915220614j:plain

これがカフを最大限そらせた状態。

うーん、20度くらい?これってツアーブーツと言っていいレベルなんでしょうか?

  • Atomic Waymaker 80

次は、たんなるウォーキング機能の付いたWaymaker。これは低フレックスのもでるなのですが、インナーは重いですがシェルは軽くて、25.5サイズで1650g

f:id:youjio:20170915220739j:plain

これがノーマル状態ですが

f:id:youjio:20170915220800j:plain

なんと30度くらい曲がるんです!

まあ、シェルのバックル部分が外れているんで、ここまでは無理ですが、かかと部分の構成は大変よいと思います。

  • Scarpa Spilit 3

ツアーブーツといえば、登山靴のメジャースカルパに期待が集まります。

ただ、このSpirit3は基本設計が古く、ざんねんながら6年ほど前のモデルです。

重さも1.6キロほどあり、うーん。

f:id:youjio:20170915220934j:plain

これがカフの締まった状態ですが、前傾姿勢でカッコいい。

f:id:youjio:20170915220947j:plain

そして、カフを開いてみるとこんな感じ。かなりがバッと開いてくれて、歩きやすそう。

  • Dynafit NEO PX CPインナー

最後は、自分的には最新のツアーブーツのディナフィット。

f:id:youjio:20170915221141j:plain

これが締まった状態ですが、

f:id:youjio:20170915221339j:plain

引っ張るとここまで開く。もちろんここまでがばがばでは歩きませんが、かかとの処理など素晴らしいものがあります。