おくてんの山と写真の日記

山と写真が趣味で、少しひねくれた楽しみ方をしているブログです

バックカントリーに使うザックについて

山スキーに行くとなると、いろいろな装備が必要になる。

スキーはもちろん、ウェア、着替え、ビバーク用具、雪崩対策品、食糧、コンロ燃料などなど・・

世の中には、BCスキー用っていうザックもあるようだけれど、登山用のザックが10個もある我が家には、新しいものを買う必要はない。

テントを担いだツアースキーではなく、日帰りでの山スキーをする時のザックを確かめてみた。

一つは、ホグロフスのROCK HARD。これはクライミング用の30Lザックで、岩に擦ってもいいようにかなり頑丈なナイロンでできている。

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ささっと詰めて、アルペン用でブレーキが邪魔なAirwarkをつけてみた。

横のベルトも悪くない。これを第一に使おう。

もうひとつ、荷物が多くなりそうな時に使うのは、このVaudeのブレンタ40

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うえのホグのROCKHARDは、30L よりも容量が小さく、このブレンタは40より大きい感じで、同じ荷物を入れてもがばがば。

横のベルトの位置が少し下側なので、ちょっとスキーも下に下がっているのが気になる。

 

ツアースキーブーツのTechの位置の違い

ツアースキーブーツですが、K2、Scarpa、Dinafitと所有しているが、ソール長の違いに神経質なTechの、自分のブーツの差異についてしらべた。

板は、Zuma のBC-Platinum。軽い素直と素晴らしい板です。

前回の使用は、Scarpa Spirit3で使用しました。

なお、それぞれのブーツサイズは

Scarpa Spirit 3 25.0

K2 Pinnacle 110 25.5

Dynafit NET PX 25.5

 

最初にKe Pinnacleですが

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まったくもって、サイズが合いません。

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ライミングヘルパーみたいになってますw

単にソール長が25.0とはちがうってことかな。

次はScarpa。これは前回使用したので、ぴったり。

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Techのヒール側ビンもしっかりあてがわれている。

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あとはガツっと踏み込むだけ。

最後に25.5のDynafitです。

K2程度に大きいかなと思いきや

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ん?穴には入ってるが何か変。

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Dynafitは、靴のサイズが小さく作られている。他メーカーより0.5から1センチ。

しかしTLTのクリアランスは近いので、ヒールのロック部分を見てみると

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左がScarpa,右がDynafit.奥行きが違う。こういう作りの違いが出る。

ウォークモードありのブーツ比較

せっかくブーツが複数あるうちに、比較をしておこうと思う。

今回は、ツアーブーツというか歩行を考慮したスキーブーツの代表的機能である、カフローテーション、足首の自由度に関してちょっと比較してみたいと思う。

私が持っているブーツで、ウォークモードを備えているのは次の4つ。

  • K2 Pinnacle 110
  • Atomic Waymaker 80
  • Scarpa Spilit 3
  • Dynafit NEO PX CPインナー

それぞれ、面白い特徴がある。

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なお、重さや特徴に関しては、こちらをお読みください。

 

  • K2 Pinnacle 110

K2のピナクルですが、滑走性能に特化したブーツに、Techシステムをインストールした感じ。

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これがカフのノーマル時。角度は12度くらいですかね。

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これがカフを最大限そらせた状態。

うーん、20度くらい?これってツアーブーツと言っていいレベルなんでしょうか?

  • Atomic Waymaker 80

次は、たんなるウォーキング機能の付いたWaymaker。これは低フレックスのもでるなのですが、インナーは重いですがシェルは軽くて、25.5サイズで1650g

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これがノーマル状態ですが

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なんと30度くらい曲がるんです!

まあ、シェルのバックル部分が外れているんで、ここまでは無理ですが、かかと部分の構成は大変よいと思います。

  • Scarpa Spilit 3

ツアーブーツといえば、登山靴のメジャースカルパに期待が集まります。

ただ、このSpirit3は基本設計が古く、ざんねんながら6年ほど前のモデルです。

重さも1.6キロほどあり、うーん。

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これがカフの締まった状態ですが、前傾姿勢でカッコいい。

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そして、カフを開いてみるとこんな感じ。かなりがバッと開いてくれて、歩きやすそう。

  • Dynafit NEO PX CPインナー

最後は、自分的には最新のツアーブーツのディナフィット。

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これが締まった状態ですが、

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引っ張るとここまで開く。もちろんここまでがばがばでは歩きませんが、かかとの処理など素晴らしいものがあります。

 

スキーブーツ5種を比較してみました(更新)

前回の投稿から、新しいブーツが増えてしまい。。。更新しました。

 

足は2本だから、一度に使えるスキーブーツはたった一つ。

でも、用途に合わせてスキーブーツを揃えたら、気がついたら4足になってました・・

サスガに多すぎるので、1,2足売っちゃおうかと思ってます。

その前に、比較をしてみたいと思います。

スキーブーツを手に入れた順に紹介しますが、用途に合わせて整理してみます。

 

  • Scarpa Spilit 3

    サイズ:25.0 ソール長:288mm 幅:100mm 重量:1650g

    FLEX:80相当 ATブーツ:BC向け 18000円で購入

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2012年モデル。オレンジの外観が可愛い。

Techの穴が何用途がわからず買った記念すべきブーツ。金属の輪は、リーシュ取り付け用です。

可動域は45度ほどで、ほんとに楽に歩けます。

スリーピースで、カフは外せますが。。雪が入ってくるので。。

買値は1.8万円くらいで、海外通販でした。

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インナーの重さは221g

さすがにこのインナーはかるい。

でもなんのサポートもない、保温用途だけのパーツ。

熱成形可能ですが、古い世代で変な匂いがするタイプです。

 

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シェルは、1.35キロくらい。

これと行って特徴ないですが少し細めのフォルムはスカルパの登山靴に似てる。

滑った感じ、明らかにソフトフレックス。

バックルを締めても、かなり柔らかい。

でも、片側1.6キロと軽い、疲れないブーツです。

  • K2 Pinnacle 110

    サイズ:25.5 ソール長:297mm 幅:100mm 重量:2200g

    FLEX:110相当 ATブーツ:ゲレンデ、BC兼用 35000円で購入

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2015年モデル。黒ベースにグリーンの配色、シェルが透明なのがなんかかっこいい。
Techビンを使いつつ、アルペンビンも使えるという特徴に魅せられ購入。
フレックスは110と、実際滑ってみても硬すぎず柔らかすぎない大変都合の良いブーツです。
ただ、ハイク時の稼動角度は30度くらいで、あまり自由に動く感じではなさそう。
ツーピースって言うところからも、重量からも、滑走主体ということなんでしょうね。
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インナーは、熱成型可能なもので、蒸れ対策と濡れ対策がされています。
かなり厚手のインナーで、大変履き心地がよいです。
重量は458gとインナーかなりおもい。
  • Salomon X-PRO 130

    サイズ:25.5 ソール長:297mm 幅:100mm 重量:1900g

    FLEX:130相当 アルペンブーツ:ゲレンデ向け 30000円で購入

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2015年モデル。サロモンのデモ向けファーストモデルの X-PRO 130です。

とにかく足首というかアキレス腱の部分がしっかりとホールドされ、脱ぎ履きが地獄。

フレックス130というのは本当にがっちりしていて、少し荷重したくらいではびくともしない。その分すべりはソリッドになる。

ベルトが細くて微妙なので、この辺は変えてしまいたいところですが、不具合は無いのでまた後日。

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インナーの重さは396g。K2よりも軽い。といっても重いですが。。。

熱成型できますが、せずに履いています。

かなりサポートが薄いので、これまたダイレクト感ある操作が可能になります。

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シェルの重さは1.45kgくらい。

硬質な触感で、マットな色合いからも凄みを感じる外観です。

  • Atomic Waymaker 80

    サイズ:25.5 ソール長:297mm 幅:101mm 重量:1650g

    FLEX:80相当 アルペンブーツ:ゲレンデ、パーク 13800円で購入

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2015年モデル。
ゲレンデでお気楽スキーをするために買った低フレックスのブーツがこれ。

80というフレックスなので、普通に滑ることも出来るけれど柔らか。

101~104という幅なので、ブーツの中はかなり余裕があるというかかなりゆるい。

甲のバックルはひとつ、ふくらはぎが2個という変則のため、甲を締めるのが弱い。

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インナーは熱成型ではないタイプですが、大変厚く暖かい。

重さは453gとK2と同じくらい。重いといえば重いけれど、K2があるので普通に感じる。

つくりは大変チープで、あまり長く持たないかもしれない。

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驚くのは、シェルの軽さ。

なんと1.2キロ前後。これはスカルパ スピリット3より軽い。

一応ウォークモードがあるけれど、簡易的なので軽く作れるのかな?

 

  • Dynafit NEO PX CPインナー

    サイズ:25.5 ソール長:287mm 幅:103mm 重量:1300g

    FLEX:100相当 ATブーツ:BC 25000円で購入

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山岳レースで有名な、ディナフィット(以前はダイナフィットっていってたよね)のNEOというモデル。

以前ゼロというモデルがあり、それの光景らしいが、2015年モデルなので、いまはなくなった。このモデルには、ぺバックスとポリウレタンの二つの素材があり、インナーも素材違いで2種類あったようだ。

これは、軽いぺバックスにCPインナーと言う軽いインナーを合わせたモデル。

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まずインナーは222gとやはり軽量!

スカルパと同じくらいで、これも熱整形可能なモデル。

作りはスーパーチャチ!正直ありえないくらい簡単な作りです。

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シェルの重さも驚異の1.1kg以下。

インナーと合わせると、なんと1.3kgという軽量さ。

詳細は、また今度レポートします!

スキーワックスの手抜きなかけ方について

もともとスキーにワックスなんて、生塗りしてコルクで伸ばすか、スプレーをかける程度でよいと思っていました。

が、シーズン初期にきちんとベースからワックスを施した板に乗ってみて、ぜんぜんすべりが違ったことから、自分でもワクシングができる設備を手に入れた。

ホットワックスは、ワックス狂といわれるような方も居て、ストラクチャーにしっかり吸収させて・・・そのためには20回・・・という方もいらっしゃるらしい。

僕はそこまでは出来ないので、ベースと滑走、下手したらベースだけもしくはユニバーサルワックスだけで済ませられないかと考えている。

 

実際、ホットワックスは9本の板全てに実施した。

ベースを溶かして滑走面にたらす。伸ばす、ワクシングペーパーで吸い取る、ブラシをかける。。。きれいに掻き出したら滑走ワックスで同じことを。。。

面倒だ。あまりにも面倒だ。もちろん滑りは良い気がするが、もともとノーワックスでも滑れるわけで。。

ということで調べていると、あるYouTubeの動画でフリースタイル選手が行っていたホットワックスが画期的だったので、試してみた。

ワックスは、垂らさずアイロンで溶かしたら滑走面にこすり付ける

いままでは、ダラダラ玉のようなワックスを滑走面に垂らし、ペーパーにも垂らし、ダマを溶かしながら伸ばし、こってりと層になるまで塗っていたけれど、今はアイロンに当て少し溶けたら滑走面に塗る。少し間空けて同じことをする。生塗りもする。

ただワックスをサッと塗るだけ。

これで板一枚2分程度

まんべんなくこすり付けると、伸ばす

板の上にワックスがおかれたら、直接アイロンを滑走面を滑らせて溶かす。溶かしたときに滑走面のでこぼこで付かない部分もあっても無視。生っぽくなっているところが無いように溶かす。

これは板1枚3分程度

伸ばしてから60度くらいを目安に板を暖めながら浸透

溶かしたら、少しアイロンの温度を下げ、これも直接アイロンを滑走面にあてて、スーッと滑らせる。これを10-15回ほど繰り替えすと表面がトロッとしてくるので、そこで完了させる。

これは6分程度

ワクシングペーパーで吸い取る

仕上げはワクシングペーパーで残ったワックスを取り去る。

ペーパーを当てて溶かしながら吸い取る。紙を変えて繰り返す。

きれいに撮り終わると、なんとなくブラシをかけたのと同じような状況になる。

終わり

これで終わりとか!

ブラッシングは!?どうもブラッシングしなくても十分滑るのだそう。

もちろんしっかりワクシングペーパーでふき取るわけだけれど。

 

実際この施工で滑ってみたけれど、まったくすべりに影響は無い。

施工時間は2枚で30分程度。お手軽だけれど効果的なワックスがけでした。

スキーシール共用に向けたカスタマイズについて その3

前々回がスキーシールの共有の考え方

前回はトップのクリップ(ループ)の加工をしました。

 

ウルトラライトループは、単にネジ止めするだけなのですが、テールのSTSキットはポンチしなければならないのが面倒。

ですが、ダイソーでポンチを買ってきたので、加工しました。

 

STSキットには、透明フィルムにカットパターンが印刷されたシールが付いているので、それにしたがって、カットとポンチうちをします。

ポンチですが。。。木製の板を敷いてやったのですが、シールの布が硬くて穴があかないため、外のコンクリで打ち抜きましたw

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このようにカットできたら、あとはSTSキットの金具を固定します。

金具はリベットを打つ穴が三か所ありますが、注意点は、凸の部分を内側にして合わせること。そうしないと、ベルト部分を通す隙間があかないのです。

穴を合わせて、リベットを差し込み、コンクリートの上で一撃!

奇麗にリベットがはまりました。

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その隙間にベルトを通したのが上の写真で。ガッチリはまっています。

これを、STSのフックを使ってASPECTに付けたのがこちら。

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そして、ツインチップのZuma BC-Platnumに、G3のツインチップアダプターを使ってつけたのがこちら。

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Zumaのとがり具合が広くて不安定ですが、固定はされています。

ということで、ATOMICのシールにBDとG3で2枚の板で供用ができるようになりました!

スキーシール共用に向けたカスタマイズについて その2

まずは、Atomic Backland Aspect と Zuma BC-PLATINUMで供用を目指して。

そもそもこの日本のプロファイルを比べてみる。

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Atomic Backland Aspect 長さ:163cm 太さ:119-85-108

Zuma BC-PLATINUM 長さ:167cm 太さ:122-85-115 シールとの差:3mm-0mm-6mm

ほぼ同じ大きさ。すこしだけZumaが大きい。

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重ねると、ほぼ同じ。期待できる。

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問題はテール。Aspectバックカントリー、Zumaはツインチップ。

これはあとあと問題になる。

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そして、ビンディングの穴の位置。手前がAspect、奥がZuma。

Aspectが2センチほどバック。でも長さも短いので3センチか。

Zumaが不整地で挙動が悪くなる予感がする。

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加工するのはAtomicの純正シール。

トップのバックルを外す、もともと無くなってる側は、はがすだけ。

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今回は、BlackDiamondのUltraLight Tip Loopってのを使う。

ダイマーニラインで結ばれたモデルで、取り付け自由度が高い半面、先端部が無駄に切らないとダメ。

合わせるとこう。

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カットして裏皮からネジ止め。

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BDのバックルはみな同じだけれど、ネジを折る。これでネジの基部がネジの中に残る。はずす時はネジを戻すだけと素晴らしい。

これでトップは取り付け完了。

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この段階で、Zumaに取り付けてみる。

BlackDiamondの薄手のバックルが、いかにもウルトラライトでカッコいい。

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テールまではると、完璧!ほぼ同じラインで晴れたので、これで完璧。

その3では、テールのSTSを取り付けます、。